こんにちは。アートデザイナーの向田です。
今回は3Dぷっくり壁紙の作り方を紹介していきます。
3Dぷっくり壁紙とは?
3Dぷっくり壁紙とは、キャラクターなどのモチーフがぷっくりと立体的になったイラスト壁紙のことです。
流行っていて可愛いですよね。
Illustratorを使うと簡単に作れるという噂が…!
さっそく作ってみましょう!
作成手順
最初に使用するモチーフをパスで作成します。
あまり細かい絵柄は向いてなさそうなので、ソフィアちゃん以外は単純な形を用意してみました。
モチーフを並べて好みのデザインを作成します。サイズは iPhone 15の壁紙サイズにしてみました。
作成したデータをグループ化Ctrl+Gしたあと、効果→3Dとマテリアル→膨張を選択します。
適用した後はこのような見た目になります。右上の「レイトレーシングでレンダリング」のボタンを押します。
つやっときれいな見た目になります。
オブジェクトとライトのタブを、好みの見え方になるよう調整しました。
顔がへこんでしまうため、顔パーツは一旦外して後のせした方がよさそうです。
影が暗めでくすんだ色味にみえるため、psdで書き出しした後Photoshopで色調補正をします。
完成
同じくアートデザイナーの立田さんとツールのお勉強会を定期開催しているため、一緒に作ってみました。
立田さん作成の壁紙は背景の色薄め&光の当たり方が正面寄りのため調整なしでも影色の彩度が高めになっていて、印象の違いがおもしろいなと思いました。
せっかくなのでソフィアちゃんの壁紙も作ってみましたが、ソフィアちゃんはパーツが多いためきれいにぷっくりさせるのが難しかったです。
ためしにマテリアルを編集してみたらこんな見た目になりました。
色々な遊び方ができそうで面白いです。
簡単で楽しい機能ですね!
みなさんもぜひ使ってみてくださいっ