グラフィック

プログラマがモデリングをやってみた

グラフィック

こんにちは。
プログラマの中村です。

2024年最初の更新ではお正月っぽく、
かつ、せっかく年も明けたのでなにか普段とは違うことをやりたいと思い立ちました。

そこで、Mayaを使ったモデリングに挑戦したいと思います!
題材は「お正月」で一番単純な形をしている「鏡餅」にします。

まずは題材を観察してみる

実家に飾られていた鏡餅を撮影しておいたので観察してみます。

楕円形のお餅が2段になっていて、一番上には球状のみかん(橙)がのっています。
お餅の底は平たく台座(三方)に載せやすい形なっていますね。
また、2段目のお餅は少しくびれています。

扇子や水引、台紙(四方紅、御幣)は、
初心者には複雑な形状だと思ったので、今回は省略しようと思います。

1段目のお餅を作る

早速、モデリングに取り掛かります。

教本に「最初は少ないポリゴン数で」と書いてあったので、ローポリの球から作ってみます(①)。
まず、球を半分に切断して(②)、底面や天面をつぶします(③)。
そのままだと、平べったすぎたので少し上に伸ばしてみました(④)。

2段目のお餅を作る

1段目を複製して、上に重ねます(①)。
2段目は1段目よりは小さいので、縮小します。また1段目の天面を削除しました(②)。

合ってるのかはわかりませんが、1段目と2段目を縫合していきます(③)。
縫合している時、くっついていくさまが実際の裁縫に近く、楽しかったです。

縫合後は少しダルマに近い形状になってしまいました(④)。

だるまのままだと良くないので、少し伸ばすことで形状を整えて、
お餅は完成としました!

橙と葉っぱを作る

お餅だけでは鏡餅っぽくないので、上に乗せる橙と葉っぱを作っていきます。
とは言っても、それぞれ球と平面から形状を変えていくだけです。

葉っぱについては「特殊な複製」を使えばリアルタイムで左右対称に編集できることを学びました。

これだけだと物足りなさを感じたので、最後に茎の部分を作成しました。

三方を作る

今回ブログを書くにあたって調べたのですが、鏡餅を乗せる台座のことを三方と呼ぶようです。
4面の内、3方向に穴が開いていることに由来しています(三宝と呼ぶこともあり諸説あるみたいです)。

形状としては四角に近いため立方体から作っていきます。
「押し出し」を使いながら徐々に形状を作成していきます。

また、今回のモデリングにおいて、穴を開ける工程が一番苦労しました…。

穴を空ける方法は、適当な大きさに「分割」した表面を「円形化」し、裏面側に「押し出し」を行いました。
そして押し出された面の頂点をスナップしながら「マルチカット」で裏面に頂点を作りました。

画像では良く見えないのですが、実はこのモデル、4方向に穴が空いています。
モデルを作成する際に、よく調べず着手してしまったためです。

常日頃3Dデザイナの方が言っている、「対象を観察する」とはこういうことですね…。

モデルの完成

最後に、各モデルの位置を調整して完成です!

ただ、これだけではモデリングが完成したとは言えません。
マテリアルやテクスチャなどの質感を設定する必要があります。

質感の設定

テクスチャやマテリアルを作成していきます。
それに伴ってUV展開も行います。

また、シェーダーはMayaの標準サーフェスシェーダを使用します。

完全に素人作業のため、クオリティに関しては私も納得していません…。
今後の課題とも言えますね。

レンダリング

最後に少しArnorldの設定を行い、レンダリングして完成です!

少しデコボコしていますね。

まとめ

操作や手順に慣れていないので2日程かかってしまいましたが、
物を作るのは好きなので、とても楽しかったです。

また、チームメンバーがどういう仕事をしていて、
どのようなツールを使っているかについて知見を深めるのはとても有意義です。

チームメンバーを知ることで、より円滑に仕事を進められるのではないでしょうか。

次はモーションの作成をやってみたいですね~。


参考にさせていただいた書籍

「大澤 司(2020)、作って覚える Mayaモデリングの一番わかりやすい本、技術評論社」

作って覚える Mayaモデリングの一番わかりやすい本
本書では,3DCG制作ツール「Maya」でのモデリングの操作を基本から解説します。Mayaは3DCG制作の現場で非常に多く使われているツールですが,その機能は多岐にわたり,技能の習得を難しく感じる人も多いです。そこで本書では,実際に作例を作...
タイトルとURLをコピーしました