こんにちは。
背景モデルデザイナーの満枝です。
『キラッとプリ☆チャン』や『ワッチャプリマジ!』の3D背景モデルを制作しています。
今回は背景モデルデザイナーのお仕事と『ワッチャプリマジ!』のステージができるまでを紹介していきます。
ブログの最後にリクルートのページも紹介していますので、ご興味ある方はそちらもご覧ください。
背景モデルデザイナーのお仕事
シンソフィアの背景モデルデザイナーは、どんなお仕事をしているのでしょうか?
実際に画像を使いながら紹介していきます!
- 3Dモデリング
- アニメーション
- ムービー
- ライト演出
- エフェクト
などなど、背景に関する様々なものを制作しています。
これも背景モデルデザイナーがつくっているんだ!という意外なものも、ありましたか?
背景モデルが完成するまで
続いて「ラブリーメロディステージ」を例に、
『ワッチャプリマジ!』のステージが完成するまでの流れを紹介していきます。
ブロックアウト
ブロックアウトは簡単な仮モデルを配置して、オブジェクトの配置やサイズ感を確認する
イラストの「ラフ」と同じようなものになります。
配置やサイズは後からでも変更可能ですが、完成図が予想しやすいことや、
ある程度の目安が付いているとつくりやすいことが多いため、とても大事な工程になります。
モデリング
ブロックアウトが終わったら、どんどんモデリングをしていきます!
『ワッチャプリマジ!』のステージは現実世界のものを参考にしつつも、
『ワッチャプリマジ!』の世界にあったらこんな感じかな…?と考えながら作成しています。ステージに近くて良く見えるものは細かくつくり込んだり、
遠くて見えにくいものはモデルを省略したりして作成をしていきます。
例えば、ステージ近くのオブジェクト(左)は良く見えるため、花びらもモデルで作成していますが
少し遠い位置にあるオブジェクト(右)は板状のモデルに省略しています。
もう少しあとの工程ですが、遠くのものでもクオリティの差が大きく出ないように、
質感などはこだわって設定しています。
テクスチャ
3Dモデルに貼るテクスチャを作成していきます。
モデリングと同時進行することが多いです。
テクスチャを貼ることで、ガラッと変わり、一気に完成に近づいたように見えます!『キラッとプリ☆チャン』『ワッチャプリマジ!』では特に気を付けていることなのですが、
「濁った色」が無いように色づくりをすること、がポイントです。
影色やグラデーションでも、濁らないように工夫しています。
質感・ライトマップ
質感をつけ、ライトマップというテクスチャを作成し、陰影を付けていきます。立体感、空気感が出ました!
ライトマップの影色も、ステージの雰囲気に合わせて、都度変えています。
このステージはキラキラしたものが多く、質感を設定する工程がとても楽しかったです。
完成
全体のバランスを整えたら、完成です!
完成したステージで、まつりにプリマジをしてもらいました!
「ラブリーメロディステージ」は、まつりの後ろに映っているハーバリウム風のオブジェクトと
ステージ全体のキラキラ質感がこだわりポイントです。
ステージごとにこだわりポイントがありますので、
是非ゲームでも注目してもらえると嬉しいです!
最後に
シンソフィアでは一緒に働く方を随時募集しています。
ご興味のある方は下記のページをご覧ください。
弊社では背景モデルだけでなく、色々な分野に関わっていくことができます!
ご応募お待ちしております。